産業・製造

ヤスカワ、テキサス州の職業訓練校をMERIT認定センターに指定

テキサス州北東部の地域産業が直面する人材育成の課題に対し、ヤスカワが教育機関と連携する新しいアプローチが始動した。ノースイースト・テキサス・コミュニティ・カレッジ(NTCC)がヤスカワの認定ロボット訓練センターとして正式に認定され、地元製造業の自動化人材育成に乗り出したのだ。

地域に根ざしたロボット教育の仕組み

NTCCはヤスカワが提供するMERITプログラム(Motoman Endorsed Robotics Instructor Training)を修了し、YRC1000の基本プログラミングおよび材料取扱機能を備えた基本プログラミング講座の認定訓練センターとなった。ヤスカワアカデミーが開発したこのプログラムは、教育機関がヤスカワの認定講師と同等の質を保ちながら、独立した訓練を実施できる仕組みだ。講座を受講する学生や企業は、ノースイースト・テキサス地域および周辺地域で業界標準のロボット訓練にアクセスできるようになった。

地元産業の自動化需要が背景に

NTCCとヤスカワの提携は、ノースイースト・テキサス全域における自動化訓練の需要増加から生まれた。プリエファート・マニュファクチュアリングやダイヤモンドCトレーラーズといった地元企業がロボット自動化を検討し、地元での訓練を求めたことが契機となったとされる。グラント資金による支援も相まって、遠隔地への訓練出張の必要性をなくし、より効率的な人材育成が可能になった。

地域全体の自動化競争力向上へ

NTCCは今後、コース提供を拡大し訓練容量を増加させる計画を立てている。YRC1000メンテナンス訓練を含むさらなる講座を段階的に提供し、テキサス州および周辺州の製造企業と学生層にサービスを広げていくとみられる。地元企業が実務的なロボット技術を備えた人材を確保できれば、地域全体の製造業競争力向上につながるだろう。ヤスカワはLeTourneau大学のロボット訓練センターなど、テキサス州内で複数の教育機関と提携しており、南部製造地帯におけるロボット訓練インフラの強化を進めている。

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