産業・製造

ANSCER Robotics、FCC認可を取得した自律搬送ロボAR250・AR650・AR1250

ANSCER Roboticsが米国の通信規制当局から重要な認可を取得した。同社の自律型搬送ロボット(AMR)3機種「AR250」「AR650」「AR1250」が、米連邦通信委員会(FCC)の条件付き認可を獲得したのだ。2026年9月18日付けでの承認となり、FCCが運用する「Covered List」プログラムに登録された。

供給チェーン安保規制への対応

2026年初頭、FCCは外国製の高度なロボット装置をCovered Listに追加した。これは通信サプライチェーンのセキュリティ強化を目的とした施策である。条件付き認可は、米国への輸入販売に必要なFCC機器認証を得ながら、米国内製造の拡大と供給チェーンの透明性向上を同時に推し進める仕組みとなっている。ANSCER Roboticsは条件付き認可を得た最初期のロボティクス企業の一つで、Husqvarnaと並んで名を連ねることになった。

米国市場での位置づけ強化

テキサス州プラノを本社とするANSCER Robotics Inc.(インド本社ANSCERの米国販売・サービス部門)のCEO兼創業者リビン・マシューは、この認可が米国顧客と自社チーム双方にとって重要なマイルストーンであると述べた。同社は米国のセキュリティおよび適合要件の充足に加え、米国内の製造・支援体制の拡充を進めているという。AR250、AR650、AR1250は倉庫・製造業・物流自動化での搬送業務に使用される。条件付き認可は米国内製造とレポーティング義務を伴う過渡期の認可であり、標準的な無条件FCC機器認証とは異なる性格を持つ。ANSCER Roboticsの米国市場への継続的な展開が見込まれる。

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