変形型と四足型、二つの形態を持つパーソナルロボットが登場する。PrimeBOTが開発した「PrimeBOT T1」と「PrimeBOT Q1」は、IFA 2026で初披露される新型の消費者向けロボットだ。同社の掲げる「エンボディド・インテリジェンス(embodied intelligence)を通じたより良い生活の創造」という理念の下、日常生活への融合を目指した設計となっている。
変形するロボットと高度な可動性
PrimeBOT T1は、ヒューマノイド形態と四足歩行形態を切り替える世界初のトランスフォーマブル・パーソナルロボットである。屋内外の環境で継続的に動作することを想定し、インテリジェント・フォローイング(intelligent following)と自動撮影機能を搭載している。15種類以上のプロフェッショナルなカメラムーブメント・テンプレートを備えており、映像制作にも対応可能だ。教育機能にも重点が置かれ、子どもがAI、プロンプト、人間とAIの協働について学習できるよう設計されている。
一方のPrimeBOT Q1は身長88センチのプラットフォームで、22自由度の関節を有する。10種類以上の格闘技動作をサポートし、近距離での安全で自然なインタラクションを実現する。ディープ・カスタマイゼーション機能により、外観、音声、性格、振る舞い、さらには将来のアプリケーションまでユーザーと開発者が個別に調整可能だ。プログラマブルな機能と多様なモダリティでの相互作用を組み合わせることで、より柔軟なロボット体験を提供するとみられる。
IFA 2026での展示戦略
PrimeBOTはIFA 2026の展示会期間中、ブースH25-150でこれら二機種のライブデモンストレーションを実施する。さらに9月3日のShowStoppers @ IFAでも追加プレビューを予定しており、メディア、クリエイター、パートナー企業、来場者が実機を体験できる機会を設けている。ロボティクス、先端材料、モーション・システム、人間とロボットの相互作用、オープン開発プラットフォームを統合するPrimeBOTのアプローチは、パーソナルロボティクス・エコシステムの構築を目指しており、これらの新製品がその具現化を示すものとなっている。
