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AIR、エルモと提携で無人貨物機の制御精度向上

無人貨物航空機のモーション制御技術が進化する。スマート航空機の開発・製造を手がけるAIR社と、モーション制御技術の世界的リーダーであるElmo Motion Control社が戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。この提携により、AIR社の垂直離着陸型無人貨物航空機「Heavy Lift UAS」がより高い性能を発揮することになります。

軽量化と性能の両立を実現

Elmo Motion Control社が提供するのは「Gold HV」モーター駆動装置で、AIR社の無人機に搭載された8つの電動推進モーターを制御します。この高性能なサーボドライブ(駆動装置)により、正確で応答性の高い制御が可能になります。特筆すべき点は、冷却方式の革新です。従来の液体冷却システムを排除し、空冷のみで対応できるため、システムの複雑性が低減され、重量削減に直結します。この軽量化により、より大きなペイロード容量が実現される仕組みです。

防衛・商用・人道支援への幅広い適用

Heavy Lift UASは550ポンド(約250キログラム)のペイロード能力を備え、1時間の飛行耐久性を保有します。米国防総省によってGroup 4 UAS(無人航空機システム)に分類されており、デュアルユース設計により複数の用途に対応可能です。柔軟な物流サービス、中距離配送、海上補給、迅速な救援活動展開といった多岐にわたるニーズに対応できるとされています。現在、すでに25機以上の発注が確定しており、市場ニーズの高さを示唆しています。

業界最高水準の性能密度を追求

両社の提携は、電動航空機の次世代化を推し進めるものとされます。Elmo Motion Controlが供する高パワー密度のサーボドライブが、AIR社の最先端電動航空設計と結合することで、航空機効率とミッション性能の最大化を目指しています。マスター・スレーブ構成により、各モーターに210Aを805Vで供給しながら、コンパクトかつ空冷設計を維持する点が競合他社との差別化要因と考えられます。この統合により、自律飛行と無人ロジスティクスの安全性と能力を両立させる道が開かれました。

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