産業・製造

Allient、ElectroFluxモーター新サイズで小型ロボ向け駆動部品市場に参入

ロボティクスと精密機械の小型化競争が加速するなか、米国の電動機メーカーAllient Inc.がフレームレス型トルクモーター「ElectroFlux Series」の新サイズ展開を発表しました。25mmと38mmの小型サイズを追加することで、スペース制約のある設計環境への対応を強化する狙いです。

高トルク密度を実現する設計革新

ElectroFlux Seriesは、コンパクトなパッケージながら高い性能を提供するフレームレス型トルクモーターです。フレームレス設計とは、回転子と固定子が顧客製品に直接統合できる構造を指し、従来の枠組み部品が不要になるため、全体の小型化と軽量化を実現できます。

新たに追加される25mmと38mmサイズは、高トルク密度という特性を維持しながら、より限定的なスペースでの活用を可能にするとみられます。元記事によれば、スマート自動化プロセスの活用により高トルク密度を達成しており、ステーター上のPCB終端処理により、さらなる小型化と統合の簡素化を実現しているとされています。

ロボティクスと精密機器への応用展開

ElectroFlux Seriesの対象市場は、ロボティクス、精密機器、光学機器、その他の動作システムなど、コンパクトで高いトルク密度を必要とする分野です。高いカスタマイズ性を備えており、個別アプリケーション要件に対応した構成が可能とされています。

Allientの最高商業責任者であるRobert Mastromatteiは、新サイズの追加により「スペース制約のある設計環境への統合に関して、品質、寸法、性能、柔軟性が重要な考慮事項となるロボティクスと精密動作分野のより広範なアプリケーションに対応できるようになった」とのコメントを述べています。同社はバッファロー(ニューヨーク州)に本社を置き、世界中に2500人以上の従業員を抱える総合エンジニアリング企業です。

産業用ロボットの小型化・軽量化が進むなか、こうした高性能モーター部品の供給拡大は、次世代の自動化ソリューション開発を加速させるものとみられます。

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