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Serve Robotics、Grubhubで配送ロボット展開へ

自律走行型の配送ロボットを手掛けるServe Roboticsが、フードデリバリー大手のGrubhubとの提携を発表した。Grubhubのマーケットプレイスを通じて、シカゴ、ロサンゼルス、アレクサンドリアでロボット配送サービスを開始する。

複数都市での同時展開を加速

Serve Roboticsはこの提携により、シカゴで100軒以上、ロサンゼルスで約200軒のGrubhub加盟店からの配送に対応する。今後さらに多くのレストランがプログラムに参加する予定となっている。Grubhubの親会社Wonderのアレクサンドリア拠点も、Serve Roboticsの自律配送ネットワークを活用する。

シカゴやロサンゼルスへの配送開始と同時に、Serve RoboticsはDoorDashとの提携の下でワシントンD.C.とサンノゼでも新規展開を発表した。サンノゼは同社にとってベイエリア初の市場となり、既にロボットが1ヶ月の配送実績を記録している。ワシントンD.C.ではデュポンサークル地区とダウンタウンの一部でサービスを開始する。

インフラ整備の効率化と新規事業展開

Serve Roboticsはマイアミで初の小型配送ハブ(マイクロデポ)を立ち上げた。マイクロデポは最小限のインフラでロボットのステージング、充電、派遣、保守を行える施設で、大規模施設の建設時間や費用を削減できる。高需要エリアに迅速かつ低コストで展開可能な新型拠点として位置付けられている。

同時にServe Roboticsは、飲食店向けの新型カウンタートップデバイス「Beacon」を発表した。セルラー機能を内蔵し、ロボット到着時に店舗スタッフに通知するもので、追加のタブレットやハードウェア、システム変更を必要としない。バックヤード設備の制約で従来型のロボット配送に対応できなかった飲食店への拡大と、既存パートナー店舗のピックアップ効率化を狙っている。

広告とAIを融合した新ビジネスモデル

Serve Roboticsはロボットへのラッピング広告に加え、「Characters」という新しい広告商品をローンチした。このサービスでは、ブランドが顧客とリアルタイムで会話可能なキャラクターをロボットに搭載でき、Serve Roboticsが開発したキュレーション型の会話型AI(コンバーセーショナルAI)を活用する。Grubhubとの協働で、ハンバーガーをモチーフにした「Chomp」というキャラクターが初めて展開され、ソーシャルメディアやGrubhubのギフトカード・グッズを通じて顧客体験に統合される。

2026年第2四半期の決算では、売上高320万ドルを記録し、前四半期比9%増、前年同期比404%の大幅成長を達成した。DoorDash提携による収益は四半期ベースで約50%の成長を見せ、同社の想定を上回った。広告が食品配送収益の約50%を占め、経常収益が総収益の50%を超えるなど、多角化が進展している。

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