Productive Roboticsが金属粉塵を統合管理する自動バリ取り・研磨セル向けの新型集塵装置を開発した。製造業における自動化の課題である微粉塵処理に対して、専用ソリューションで対応する狙いがある。
自動加工現場の粉塵課題に対応
自動バリ取り・研磨セル(automated deburring and polishing cell)は、金属加工後の部品仕上げを無人で行うシステムである。従来、こうした工程では大量の金属粉塵が発生し、作業環境の悪化やロボット機器の劣化を招いていた。Productive Roboticsが開発した集塵装置は、バリ取りと研磨の両工程に対応する統合型(fully integrated)の設計となっており、加工スペース内での粉塵拡散を最小化するとみられる。装置は既存の自動化セルへの後付けも可能な構成とされ、導入障壁を低減する方針であると考えられる。
製造業の生産性向上と働き方改善
金属加工業では労働環境の改善が急務となっている。粉塵暴露の軽減は作業員の健康保護につながるだけでなく、ロボットシステムの稼働率向上にも寄与する。本装置により、自動化セルの効率性が高まれば、中小製造業における無人化シフトが加速する可能性が高い。日本国内でも自動化への投資意欲が高まる中、こうした周辺装置の充実は産業競争力強化の要因となるだろう。Productive Roboticsは北米市場での展開を軸としながら、今後アジア太平洋地域への販路拡大を検討しているとみられ、日本の工作機械メーカーとの協業も視野に入っているとされている。
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