AI・ソフトウェア

Vention、Physical AIとAgentic AIを統合した製造プラットフォーム発表

Ventionが製造現場に革新をもたらす「Physical AI」と「Agentic AI」を統合したプラットフォームをIMTS 2026で初披露します。同社のEtienne Lacroix創業者兼CEOは「AIが製造業者の自動化への期待を変えている」とコメントしており、この統合プラットフォームが業界の新基準になろうとしています。

二層構造の知能を持つ自動化プラットフォーム

Ventionの新しいアプローチは、物理的世界を理解するPhysical AIと、システムレベルで機能するAgentic AIの2つの層を統合します。Physical AIはロボットや機械に対し、工場床での状況を理解し適応する能力を与えます。一方Agentic AIは、自動化セルの設計、産業用プログラムの生成、展開後のシステム監視とトラブルシューティングを自然言語とAIエージェントを通じて実現します。このように上下両層の知能を同一プラットフォームで統合する例は未だかつてないとされます。

Physical AIの実装例と実務的効果

会期中(9月14~19日)のブース236860では、MachineAgentと称するエージェント型セルが実演されます。機械設計からプログラミング、展開、トラブルシューティングまでの一連のワークフローを自動化する対話型システムです。Physical AIのデモンストレーションでは、Rapid Operator AIによるディープビンピッキングと、衝突を避ける経路計画が披露されます。GRIPRが駆動するAI視覚、知的な動作計画、自律的な意思決定により、ロボットが物体を認識し掴み、自由に動作する様子を来場者は目にすることになります。

複雑性と専門性のギャップへの対応

製造現場では、複雑性、変動性、そして専門的エンジニアリング知識の不足が自動化導入を困難にしてきました。Physical AIはこれらの課題に直結します。ロボットが実世界の不確実性を認識し、動作を計画し調整できることで、自動化システムの適応と展開がより容易になります。より多くの製造企業がこの技術を活用できるようになれば、生産ラインの効率性と柔軟性が向上し、生産性向上と競争力強化につながります。Ventionのプラットフォームは、デジタル設計から シミュレーション、AI視覚、プログラミング、動作制御、モジュール型ハードウェア、ロボティクス、クラウド接続までを統合します。次世代コントローラMachineMotion AIがこのエコシステムの中核を担い、NVIDIA Jetsonとその他NVIDIA技術に支えられています。

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